高校野球の応援にみる自己評価を下げないマインドの使い方

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夏の高校野球が甲子園で行われてますね。

僕の地元の北海道からは、2校出場したのですが両校とも初戦敗退。

北海道勢にとっては残念な結果に終わりましたが、
やっぱり地元地域や住んでいた地域の高校など
自分になじみ深いところの応援には熱が入りますよね。

ただ、応援するときに気をつけないと
応援チームにとっても自分にとってもマイナスになることがあります。

今回はそのあたりについてご紹介しますね。

 

大会初日の第一試合。

この試合には、北海道代表の北海高校と鹿児島代表の鹿児島実業高校が登場しました。

4回まで5-3と鹿児島実業がリードしていたのですが、その差はまだ2点。

まだまだ接戦という状況ですよね。

ところが5回表、
鹿児島実業は一気に大量10得点を挙げ、最終的には18-4と大差がつく試合になりました。

 

僕はこの試合で大差がついていることを、
外出時にこの試合の話題をしていた方の会話で知りました。

そのとき、ネットか何かで大差で負けていると知った50代くらいの方が

「なんだよ」

とつぶやいたんです。

また、一緒にいた同年代くらいの男性も

「結局こんなもんか」

という感じのことを言い、
その後は応援したチームは大した強くなかったんだというような会話が続きました。

 

応援していたチームが大敗しているということで落胆したんだろうなというのは想像できます。

ただ、もし相手にもっと頑張ってほしいと思っているのに、
こういうことを言っちゃうとしたら非常にもったいないです。

そんな相手の足を引っ張るような、
評価を下げるようなことを言っても決してパフォーマンスは上がらないからです。

今回は高校野球の話をしましたが、
何もスポーツだけに限った話ではないですよね。

たとえば、仕事なら部下の仕事ぶりが期待以下だとか、
子育てしている方なら子どもの振る舞いや勉強の成績が芳しくないとか。

そういうとき、今回の話のように相手の評価を下げる発言ってしてませんか?

もし心当たりがあるのであれば、相手の評価を下げないように気をつける必要があります。

 

では、どうすれば相手の評価を下げずに済むのでしょうか?

一つの方法としては、
「あなたらしくない」
と考えてそれを伝える事です。

もっとできて当然で、
それにふさわしくない結果だったのですから「らしくない」と評価するのです。

シンプルですが非常に効果は高いので、ぜひ普段から使ってみて下さい。

 

実はこういう言葉がけは、
相手だけでなく自分の自己評価を下げないための方法でもあります。

というのも、相手の評価を下げるような発言をすると、
何となくイライラしてきたり腹立たしい気持ちが続きませんか?

そうすると、ますます文句を言いたくなって・・・と悪循環になります。

そんな自分のことを高く評価できるでしょうか?

つまり、文句を言って相手の評価を下げる行為は、
結果的に自分自身の自己評価も下げてしまう危険性があります。

 

たまに、
文句を言うことでストレス発散するんだ!
それが気持ちいいんだ!
という人もいますが、
それはだいぶ自己評価が低い状態なので
もし心当たりがある方がいらっしゃるなら注意した方がいいですよ。

 

相手の自己評価を下げないため、
そして自分の自己評価を下げないためにも

「らしくない」

という言葉を使うこと。

ぜひ覚えてどんどん使っていってください!

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