こんにちは。hoshinoです。
今朝のことですが、新聞の広告欄にあった「格安ツアープラン」がパッと目に飛び込んでくる体験をしました。
僕は普段、広告のチラシや新聞、雑誌の広告欄を見ることはあまりないのですが、なぜか今日は自然と目に入ってきたんですね。
今回は僕の体験談をもとに、マインドの使い方についてご紹介しようと思います。
「格安ツアープラン」が目に入るカラクリ
今朝の広告の件をマインドの観点から説明する前に、僕がコーチング学び始めたときのことを少し紹介したいと思います。
僕がコーチングを受け、そしてコーチングを学び始めてからすでに4年が経過しました。
僕のコーチを務めてくれた方で、コーチングを教えてくれた方は東京で活動しています。
そのため、コーチングのセッション(よくホテルのラウンジなどで行われ、直接コーチと対話しながらマインドの使い方を教わる一連のことを指します)やコーチングのスキルや心構えを学んだ講座は東京で受けました。
コーチングを学んでいた頃は月に1度講座が開かれるため、東京には毎月行っていました(講座は半年間でした)。
北海道と東京は飛行機で移動しましたが、ご存知の方も多いと思いますが飛行機代が結構バカにならないのです^^;
そこでその頃から、なるべく移動費を安く抑える方法を探すようになりました。
そのとき培った(笑)経験や知識により、今では移動費を安くする情報への感度が高まったのです。
ちょっと長くなりましたが、こうした背景もあって僕の中では「格安ツアープラン」を謳う広告をマインドが自然と認識させたのです。
さて、ここで少しマインド(脳と心)の話をしたいと思います。
僕らが普段使っているマインドというのは、自分にとって重要だと判断することだけを認識して、それ以外は認識しないという特徴を持っています。
今回の僕の例でいうと、「いかに移動費を安く済ませられるか」に関わる情報は認識しますが、たとえば「どれだけ快適なサービスを提供してくれるか」などといった情報はほとんど認識しないということです。
僕にとっては多少不便を感じるとしても安い方がありがたい、と考えていたわけですから、ものすっごく快適だったとしても正直どうでもいいことでした(笑)
(まあ、さすがに部屋が狭すぎて眠れないとか、安全性に疑問が残るとかだったら安くても利用しませんが^^;)
その当時の基準が今でも強く記憶に残っているため、マインドが自然と認識させたということです。
基準を変えれば認識も変わる
当時はたしかに移動費だけでも結構高いので、いかに安く抑えるかが重要なことでした。
でも、現在は当時のように毎月行くわけではありません。
また、目的もただ学びに行くということでなく、そこでコーチングをするという選択肢もできました。
ということは、移動費を極力安くすることが一番大切とは限らないということです。
むしろ、コーチとしてお客さんに対してコーチングをするとき、安さを重視して快適さがなかったために疲労を抱えたままとなれば、高いパフォーマンスを提供できるだろうか?と疑問に思いました。
コーチングのセッションではコーチ自身がリラックスすることが大切になります。
そんななか、移動や宿泊で疲れがたまっておりまして・・・なんてコーチにお客さんはコーチングを受けたいでしょうか?^^;
そう考えると、僕にとって快適な移動や宿泊のサービスを提供してくれるところは重要な要素になるわけです。
他にも、セッションする場所はアクセスがしやすいかとか、わかりやすいかとか、色々考えることが増えてきます。
これはコーチングを学びに行くことを目的としていたときの基準では全く考えなかったことです。
つまり、基準を変えると認識できるものも変わるということです。
(これからどんどん具体的な情報が見えることでしょう)
あなたの判断基準を意識してみましょう!
過去に重要だと判断した基準で選択するのはとても楽なことです。
僕にとっては安いツアーや安い宿泊施設など、移動費を抑えるために情報収集することはとても簡単なことだったのです。
しかも、何度も同じ基準で選択すればするほど、どんどん判断速度も上がりその基準でのパフォーマンスが向上します。
でも慣れることで、そこを抜け出すことや新しい基準で選ぶことが、ときには恐怖感を伴うことがあって難しくなってきます。
その結果、僕が移動や宿泊についてコーチングに役立てるチャンスに気づけなかったように、あなたも何かやりたいことに近づくチャンスを逃しているかもしれないのです。
もし、あなたがやりたいことや挑戦したいことがあるけど、方法がわからない、新しく一歩が踏み出せない・・・というのであれば、それは過去の判断基準が足枷となっているのかもしれません。
ですから、その状態を解決するためには、普段から自分は何を基準に判断したり行動しているのだろうか?と意識に上げることが大切になります。
そして、古くなった判断基準を見つけたら、その基準がこれからのあなたに必要かよくよく吟味してみてください。
もし不要だと判断したら、思い切ってその基準は捨ててしまいましょう!
自分の判断基準を見つけるチャンスは、僕が新聞の広告に目がいった、というように日常のふとした場面に存在します。
それは自分にとっては当たり前すぎて、見過ごしてしまうものかもしれません。
なるべく意識的に何を基準にしているかな?と考えることが、マインドを上手に使う一歩となります。
ぜひ、あなたも普段から自分の判断基準について意識するよう心掛けてみてください。
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