居心地のよい範囲から飛び出してみる

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こんにちは。hoshinoです。

 

いきなりですが、あなたは自動車の運転って得意な方ですか?

 

僕はあまり運転することが少なく、それほど運転が得意だとは思っていません(車がないと不便な地域なんですけどね^^;)。

 

特に駐車するのが好きではなく、駐車スペースが狭いところはつい避けてしまいがちです。

 

そんな僕が今日は珍しく(笑)車を運転したのですが、家族から外出するついでに、あるパン屋さんに寄れたらパンを買ってきて欲しいと頼まれました。

 

用事を済ませた後、さあパンを買いに行こうとパン屋さんに行ってみると、駐車場が狭く、しかも満車に近い状態でした。

 

一度は入ろうかと思ったのですが、何となく居心地が悪くなり、ちょっと悩んだ末に買うのを断念しました。

 

 

こんな経験、あなたにもありませんか?

 

実はこのとき、僕らのマインド(脳と心)は居心地のよいところに戻ろう!と力を発揮しています。

 

今回のことでいえば、僕は狭い駐車スペースという居心地の悪いところへ近づいたものの、あわててリラックスして運転できる車道のほうへと戻っていったわけです。

 

つまり、マインドは快適に振る舞える範囲を超えたら元の場所に戻ろうとするということです。

 

これがマインドの持つ特徴のひとつです。

 

 

今できるか(できそうか)できないか(できなそうか)で判断していませんか?

居心地のよい状態は色々とあると思いますが、今回の話のように「今の自分にできる範囲」を居心地よいと感じることが多いのではないでしょうか。

 

つまり、できる範囲は居心地よい、できない範囲は居心地悪い、ということです。

 

マインドは居心地が悪いと感じると、居心地のよいいつもの場所に戻ろうとします。

 

そのため僕らは、つい「今の自分にできるか、できないか」を基準にし、できないものはちょっと遠ざけようとしてしまいます。

 

ただ、今の自分にできるかできないか、という基準で考えて諦めてしまうのはもったいないことかな、と個人的には思っています。

 

そうやって自分の可能性に制限をかけてしまうことがもったいないな、と。

 

そうではなく、やりたいことを達成するために今できないことがあるならできるようにしよう、と進んでいく方が楽しいかなと思います。

 

そのために必要なことは、こういうことをしたい、こうなりたい、というゴールなのです。

 

 

ゴールへ向けて居心地のよい範囲を超えていく

できるか、できないかを基準にしてしまうと、今現在の居心地のよい範囲を超えようとするのが難しくなると思います。

 

でも、こうしたい、こうなりたいというゴールを設定し、そこに向けて進むことで居心地のよい現状を超えていくことができるようになります。

 

たとえば今回の場合、僕のゴール(と呼べるようなものでもないですが^^;)は自分の用事を済ませることでした。

 

でも、たとえばこれを「家族のニーズも満たして喜んでもらおう」というゴールにすると、行動が変わってきます。

 

つまり、家族が好きなパンを買って喜んでもらうために行動するということですね。

 

家族に喜んでもらうためには多少苦手意識のある駐車であっても、そこのパン屋さんで買って帰ることがやりたいことですから、何とかしてでも駐車しようとします。

 

最悪、駐車できないのであれば、路上駐車してもよさそうなところを探してでも買いに行くのです。

 

そして、今後も狭い駐車スペースに停める可能性がありそうなら、もっとストレスなく停められるよう運転技術の向上を意識するようになります。

 

そんなうまい話があるかな~と思うかもしれませんが、こうした判断と行動はごく自然にやってしまうのがマインドなのです。

 

 

そのためにも、ゴールを設定してマインドを上手に使うことが大切になります。

 

ちゃんとゴールを設定し、そこへ向けて今の居心地のよい範囲を超えていく。

 

それがこれまでできなかったことをできるようにする、有効な方法となります。

 

ゴール設定というのはコーチングでとても重要なことです。

 

なので、ゴールについてはまた別の記事でご紹介したいと思います。

 

とりあえずは、もしあなたが今できる範囲で落ち着いてしまいたくないなと思うのであれば、こうしたい、こうなりたいというゴールを設定してみてください。

 

そうすることで、あなたが作っていた制限が少しずつ外れてきますよ。

※本来、ゴール設定はもっと奥が深いのですが、今回はイメージを伝えたいと思ったので簡単に説明しました。

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